私が大学をやめた理由 ~入学から自主退学まで~
大学中退男のシナツヒコです(´・ω・`)
私は昨年の12月に大学を自主退学し、それからは実家で暮らしています。
今回は筆者がなぜ大学を辞めたのか、その経緯について書きます。
目次
なぜ大学を辞めたか?
簡単に言うと、
- 自分のためにならない授業にお金を払うのがもったいない
- 大学を卒業しても目標が叶えられそうにない
からですね。
ピッカピカの一年生
自然災害について学ぶため、大阪からはるばる東北の大学に進学しました。
最初の頃は減災・防災の専門家の講義や被災地を実際に見て周ったりと、充実した日々を送っていました。
せっかく大学生になったので吹奏楽部に入部(高校はほぼ部活がなかった)。2年生になる頃には部長になり、「なんか大学生っぽいな~(*´ω`*)」なんて思っていました笑
立ちはだかる困難
勉強と部活を両立しながら大学生活を送っていると、なんだか肺が痛むことが増えました。
当初は「トランペットの吹き過ぎなのかな?」と思って気にしていませんでしたが、中間テストが終わるのと同時に激痛に襲われ、歩けなくなってしまいました。
その後病院で自然気胸(肺に穴があく疾患)とわかり、入院することになりました。手術もしましたがたびたび再発し、退院してもすぐに病院送りになっていました(2年間で4回再発、計5回気胸に)。
それでも大学へ
やむをえない入院でも大学では欠席として処理されるため、退院してから一度でも休めば単位が取得できないということもありました(講義の1/3欠席になると単位が取れないため)。親から何度も休学を進められたこともありました。
しかし、単位を落として留年したくなかったので手術直後でも学校に復帰、友達のサポートもあってなんとかなりました。
なんとか二年生へ
二年生になり、勉強の内容が専門的になるにつれて、教員の言うことが変わってきました。
入学当初
教員「自然環境に携わるこの学科は日本の未来に必要だ!君たちはそのことを誇りに思っていい!」
学生「おお!!(≧▽≦)」
2年目
教員「この学科の卒業生は空調会社に就職している人が多いよ」
学生「え?Σ(゚∀゚ノ)ノ」
自然環境について学ぶ学科に入ったのに、なんで空調会社に入らないといけないのか?この時、疾患の再発よりも衝撃的でした。
YOUは何しに大学へ?
それでも必死になって勉強していましたが、「なんで大学で勉強するのか?」と自問自答の日々でした。
「なんで大学で勉強する?」→「単位が欲しいから」→「なんで単位がほしい?」→「卒業したいから」
なら、「なんで卒業したいの?」か、それは「就職がしたいから?」なのか?
・・・違う。
「自然災害によって奪われる日常と笑顔を守りたいから」
それが俺の夢だからだろ?
・・・恥ずかしい話ですが、必死になって勉強しているうちに「夢のため」ではなく、「就職するため」と、本来の目標を見失っていたのです。
決断の時
本来の目的を再認識し、「この大学にいては自分が廃る、辞めるなら2年生の今しかしかない。」と強く思い、すぐに両親に電話をかけ、大学を辞めたいと言いました。
両親はもちろん、なにより自分をちゃんと納得させて退学したかったので、半年ほど両親と対話を続けました。
正直、これからどうするのか全く見通しがたっていなかったのですが、両親からの「実家に帰ってきてからゆっくり考えたらいい」という言葉に後押しされ、大学に退学届を出しました。
最後に
何度も「大学を辞めたい、でも親に迷惑をかけたくない・・・」と悩んできましたが、今では辞めてよかったと思っています。
自ら学びを求め、何か挑戦をしたいと思ったときにすぐに動けるこの環境が自分にあっているようで、とても幸せです(*´ω`*)
最後まで閲覧いただきありがとうございました!
記事が気に入っていただけましたら、読者になっていただけると幸いです(´・ω・`)
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