LINEスタンプ制作は次のステージへ...
どうも大学中退男のシナツヒコです(´・ω・｀)
前回の記事ではLINEスタンプ第2段を申請しましたが、翌日には無事審査に通りました！
line.me
ただ、第2段は販売対象がニッチな分野な上1日で作れる程度のクオリティだったのであまり満足してはいません。
そこで第3段は見ごたえがあるアニメーションスタンプを制作することにしました!
実際にやってみると作業量がとてつもない量だったので、簡単にお話したいと思います。
- アニメーションスタンプとは
- 必要なもの
- gimpのプラグインについて
- まずはパワーポイントでアイデアを形にする
- gimpで切り抜き加工と画像生成する
- Pngyuでサイズ容量を小さくする
- apngasm_guiで画像を統一（アニメ化）する
- 筆者が作ったスタンプ
- 最後に
アニメーションスタンプとは
名前の通り”動くスタンプ”です。スタンプの大きさは横370px*縦270pxまでとなります。
ただし、最低サイズやフレーム枚数、ループ回数などの制約があり、少し手間です(・・;)
これから制作する方はまずはよくガイドラインを読んでみてください。
creator.line.me
必要なもの
・アイデア
・PC＋下記のアプリケーション
1 パワーポイント
- 図形の作成と透過png画像の生成を行う
2 gimpとプラグイン（次項で説明）
- 画像編集ができる無料アプリ。切り抜きや拡大加工に使用する
3 Pngyu
- 画像の色数を制限することでファイル容量を小さくする
nukesaq88.github.io
4 apngasm_gui
- 複数の画像を1つのアニメーション画像へ変換する
apngasm.sourceforge.net
3と4は今回始めて使用したソフトです。
使用方法は下記のLINE公式動画で紹介してくれています。
www.youtube.com
gimpのプラグインについて
上記の動画のSTEP１では画像の切り抜き加工を一括で行っていますが、gimpでは切り抜いたレイヤー（重なっている画像の層）を一括で個別の画像ファイルへ出力することができません。
そこでプラグイン（追加機能）をダウンロードすることでレイヤーを個別の画像として一括で出力できます。
下記は筆者が参考にしたサイトとプラグインのダウンロードサイトです。
blawat2015.no-ip.com
khalim19.github.io
まずはパワーポイントでアイデアを形にする
パワーポイントを使ってスタンプ画像を制作します。
筆者は1スライド＝1コマ（画像）を作り、次の動きを新しいスライドで作成しました。
この方法により画像制作しながら動きをパラパラ漫画のように確認できます。
画像が完成したらスライド背景を単色で塗りつぶした後透明度を100％にして出力（背景を透過画像に）します。
gimpで切り抜き加工と画像生成する
次に画像を加工するために一枚目の画像をgimpで開きます。
その後2枚目以降の画像をgimpのレイヤーへドラッグします。
これによりすべての画像の大きさを1回の切り抜き加工で統一できます。
そしてすべてのレイヤーのサイズをキャンバスのサイズに合わせた後プラグインを使って出力します。
Pngyuでサイズ容量を小さくする
Pngyuを開き、先程出力した画像をすべてドラッグします。
そして”compress start”ボタンを押すと画像の容量が小さくなっています。
筆者の場合は画像がモノトーンに近いため色数が少なく、元から画像容量が少ないため詳細設定を変えていませんが、場合によっては"compress option"の”custom”で調整します。
筆者が作ったスタンプ
残念ながら動いている様子をここでお見せすることはできませんが、各スタンプの1枚目はこちらです！
1スタンプに付き20枚近く画像を使用したため、作業量は上記画像の20倍です。
最後に
簡単に要点だけを説明しましたが、ここでは書ききれないくらいの作業量でした...(ヽ´ω`)
作業には1週間もかかりましたが、20倍＋αの作業量を7日で終わらせていると思うとかなり成長した気がします。
もちろん、まだまだスタンプを制作するので審査の間に次のアイデアを練るとします👍
最後まで閲覧いただきありがとうございました！
記事が気に入っていただけましたら、読者になっていただけると幸いです(´・ω・｀)
